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暗号化されたファイル（拡張子　spud）は、復号ツールをインストールしているパソコンで開くことができます。暗号化ファイルをダブルクリックすると、認証ダイアログが表示され、暗号化時に設定したパスワードが要求されます。パスワード認証に成功すると、元ファイル（暗号化前）の拡張子に関連づけられたアプリケーションが起動します。
起動したアプリケーション上では、自由に操作することができます。文書を編集し内容を変更した場合は、上書き保存を実行しておきます。
アプリケーション終了時にファイルの変更を自動検知し、再暗号化処理が自動で実行されるので、暗号化する手間が必要なく、常に暗号化された安全な状態を保つことができます。
※［フォルダ版］と［ドライブ版］の復号ツールは同じです。

■暗号化ファイル（.spud）を利用する

(1)USBメモリを挿入します。

(2)USBドライブの暗号化ファイル（.spud）をダブルクリックします。

※［フォルダ版］の場合は、[SP暗号化フォルダ]内の暗号化ファイル（.spud）をダブルクリックします。
※暗号化ファイル（.spud）は、USBドライブ以外の場所にコピーしても利用できます。
※暗号化ファイルを開くためには、復号ツールが必要です。復号ツールのインストール方法はこちら

（例）フォルダ版の[SP暗号化フォルダ]の暗号化ファイル

(3)パスワードを入力します。

暗号化した時に設定したパスワードを入力します。

(4)元ファイルに関連付けられたアプリケーションが起動します。

※元ファイルを起動するためのアプリケーションがインストールされていない場合は、開くことはできません。

(5)アプリケーションを終了します。

暗号化ファイルを閲覧し終わったら、アプリケーションを終了します。
※ファイル編集後に上書き保存終了した場合は、再暗号化処理が実行され、暗号化ファイルが更新されます。

内容を更新して編集する（再暗号化する）

暗号化ファイルの内容を更新したい場合は、起動したアプリケーションで上書き保存を実行し、アプリケーションを終了します。
アプリケーション終了時にファイルの変更を自動検知し、再暗号化処理が自動的に実行されます。自分で暗号化する手間が必要なく、常に暗号化された安全な状態を保つことができます。

(1)データを編集します。

(2)上書き保存を実行します。

(3)アプリケーションを終了します。

アプリケーション終了時にファイルの変更を自動検知し、暗号化処理が自動的に実行されます。

※アプリケーションによっては、終了時の変更検知ができずに、暗号化処理されない場合があります。

※USBデバイスが挿入されていない場合は
以下のメッセージが表示されます。USBデバイスを挿入して[再試行]をクリックしてください。

暗号化ファイル(.spud)が読み取り専用の場合、暗号化ファイルの更新はされません。
暗号化ファイル(.spud)が起動した場所（USBデバイスやファイルをコピーした場所）に存在しない場合、暗号化ファイルの更新はされません。

元のファイルに戻したい時は

復号ツールは元のファイルに戻す機能がありません。
暗号化ファイルを復号して元のファイルに戻したい場合は、暗号化ファイルを起動して［名前を付けて保存］を実行して、現在ファイルがあるフォルダ以外の場所に保存してください。

(1)暗号化ファイルを起動します。

暗号化ファイルをダブルクリックしてパスワードを入力します。

(2)アプリケーションの［名前を付けて保存］を実行します。

起動したアプリケーションで［名前を付けて保存］を実行します。

(3)保存する場所とファイル名を指定します。

［名前を付けて保存］ダイアログで、保存したい場所とファイル名を変更します。
現在ファイルがあるフォルダがSpusbDecフォルダの場合は、別のフォルダを指定します。
※暗号化ファイルを起動するとファイル名の先頭に特別な識別子がついていますが、 別のファイルとして保存する場合は識別子は削除しても問題ありません。

(4)アプリケーションを終了します。

※ファイル名や保存場所を変更して保存後に終了すると、それ以降に編集した内容は、新しく保存したファイルに保存されます。
保存しないままアプリケーションを終了すると、保存前までに編集した内容で再暗号化されますのでご注意ください。

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